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近年希望者が増えてきている新規就農

地に足をつけた職業の人気が若い世代を中心に高まってきています。
日本の食料自給率は世界の中でも低いと言わざるを得ない状況であるという報道などの影響もあり、農業に関心を持つ人が増えているようです。また、現代特有の生活スタイルや食習慣によって体調を崩し、病気などを経験したことで食を見つめなおすという人も多くいます。
その場合、それまでの仕事を辞めて新規就農をすることもあるようです。ただ、農業で生計を立てるのはすぐにできることではありません。そのため、新規就農を前提とした農家の仕事を就農の前に経験できるという制度も整えられつつあります。もちろん若い世代だけでなく、早期退職を検討している人にも新規就農は選択肢のひとつとして魅力的なようです。簡単な仕事ではありませんが、自分たちの食に近い場所での仕事に生きがいややりがいを見い出している人が多くなっています。


新規就農は農業の担い手を求めて行なわれること

今、日本の農業はかなり深刻な状態を迎えていると言って良いのでしょう。
まず日本の農業は、世界的な水準も高いことから、需要も多く失くす訳にはいかない業態のひとつです。
その農業に従事する人が高齢化になり、70歳になろうとしている人たちの頑張りで、成り立っていると知っている人は、本当に少ないのではないでしょうか。
30歳代と言う若い世代の人は、数%とほんの一握りの人しかいないのが現状です。
そこで今求められているのが、新規就農者です。
ネクタイをして働くことを生きがいとするのではなく、自分の作ったものを多くの人に食べてもらうと言う人が、若干ですが増えつつあるのも事実です。
最近では、首都圏でも農地を斡旋支援することで、この就農に興味を示す人も多くなり、首都圏外から就農する人も増えて来ているようになりました。


若い人達に新規就農にどう興味をもってもらうか

人生を歩んでいくには、仕事をしていかなくてはいけません。夢を追っていく人もいれば、夢なかばで諦めてしまう人もいます。
いろんな職業を点々としても、これだという仕事にたどり着けない人もいます。新規就農は、農業に興味を持っていても、踏み出せない人達が、きちんと農業で生活出来るように、様々なことをサポートしていきます。やはり、農業を始めるのには、土地が必要となり、どんな作物を育てて利益を出していくかも考えなくてはいけません。また、地域の特産物だとしても、上手な作り手がひしめき合っている状態では、質を高めていかなくてはいけなくなります。ただの初心者には、一人で対処していくことは難しいです。
そこで、何年も農業を生業としている農家の元へ、研修に行く手配をしてもらったりします。最初の数年には、補助金が支払われ、不安定な収益を補填してくれます。

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